モスクワ二日目でございます。
本日は午後にサンクトぺテルブルクへ列車移動の予定。
時差ボケか5時頃に起きちゃったのでFGOをちまちまやっていました。
時差ボケって1日に1時間治るらしいので、ロシアとの時差が6時間であること、今回の旅が7日間であることを考えると、ようやく体が慣れてきたな~という頃に日本に帰国という切ないスケジュールになるそうです。
9時頃にホテルを出ます。今日は晴れていて気持ち良い!ノースリーブで涼しくてちょうどよい感じ。
10時頃にトレチャコフ美術館に到着。トレチャコフ…?まあ言うてエルミタージュ程ではないんだろうな、モスクワって他に見るとこないんかな、とかナメきった気持ちで入ったらとんでもない。
入口からは想像もできないほど中は広くておしゃれです。エカテリーナの肖像画とかトルストイやドストエフスキーの肖像画とか、アンナ・カレーニナのイメージ絵とか、知っているものも多くありました。
彫刻やら現代美術やらも多く飾られているそうなので、なかなか楽しく見ることができました。とにかく広い空間が多くて私は大満足でした。絵に興味が無くてもそぞろ歩いているだけでたのしい。
しかしながら私はどうもイコンというやつが苦手だなあと思いました。
何だかこう、ぎょろりと睨まれていて、何かを試されているような感じがして、すごい怖い感じ。祈りの対象であることを考えれば、あんまり慈母慈母していてもおかしいのでしょうけれど、マリアでさえもじっとりとこちらを睨み付けてくる印象なのは不思議な感じがします。
ロシアの怖さ、暗さ、根本的に人を信じていない感じ(それは善悪の問題ではなく、諦念でもなく、淡々とした事実として人を信じていない)というのが何となく感じられたような気がしました。たかだか数日の滞在で分かるはずもないのだけれど。
図録とばらまき土産も買いました。なんだかんだで一時間半はいたのか。個人旅行なら多分もっといられたと思います。
12:30頃お昼のレストランへ。
若者向けっぽかったですがツアーの団体客御用達の感じも受けました。トイレがサイケデリックだった。食べたのはペリメニ。素朴な小麦粉の味。
時間が余ったそうなので雀が丘というモスクワを一望できる高台へ。
どうやら結婚式のシーズンだったので、花嫁花婿を乗せてやってくるリムジンがたくさんありました。いい景色だもんね。
眺望とは反対側の方に見えるモスクワ総合大学がかっこいい。社会主義国のすごみ!
14:30頃レニングラード駅に到着。
ロシアの駅は終着駅が駅名となるらしいです。わかりにくっ。
セキュリティの関係か、ツアー客ゆえか、かなり早めにホームに入りました。ハヤブサ号。有名なガラスのカップ買おうかめっちゃ迷ったのよね~。
これから4時間かけてサンクトペテルブルクへ向かうわけ!しかし窓がすぐそばにない席だったのであまり楽しめず、食堂車に向うも景色が見られるわけでもなく、本読んだりうとうとしたりして過ごしました。
ロシアのお姉さんはとてつもなく無愛想ですが、たまにとてつもなく気が利いて優しいので、その振れ幅に魅了されます。もれなく美女だしな。
19時頃サンクトペテルブルクに着きます。めちゃ寒。
半袖短パンの人と、えっそれダウンコートじゃね?みたいな人とが普通に歩いてて困惑します。寒さにつよ……くない?の?あれ?でもあのおじさんは半袖どころかノースリーブなんですけど、みたいな光景は今後もあちこちで目撃します。
結論:外の人の格好を見て着て行くものを判断してはいけない。己を信じろ。
ホテルはここ、プーシキンホテル。
コートヤード・サンクトペテルブルク・センター・ウエスト/プーシキン・ホテル予約 - サンクトペテルブルク | エクスペディア
マリオット系列。
楽ちん!変に気負わず使えるお部屋です。しかもマリオット系列ゆえかホテルのお姉さんがほんとうににっこりと微笑んでくれた。しゅごい。欧米みたい。
夕食はホテルのビュッフェだったのでぽそぽそと食べつつ。夕飯にビュッフェって、特に今日そんな観光していないからいいかな、と思いつつも、テンションが下がるよね。
23時頃就寝。明日は晴れるかな!