私には本がある

仕事が上手くいかなくても、人間関係に行き詰っても、私には本がある

2017年ロシア旅行記(1) 事前準備と予備知識編

2017年7月21日から27日まで、ロシアはモスクワ・サンクトペテルブルクへ行って参りました。
いつもは飛行機+ホテルだけ予約して自由行動というパターンが多いのですが、ロシアということでビザの手配が難しそうだなという点と、キリル文字全く分からんという恐怖感から、自由時間ほぼ皆無の阪急交通社のツアー(トラピックス)に申し込みました!

 

ロシア。それは大陸。それはラスプーチンとアナスタシア、チェブラーシカにユーリ!、ボルシチクワスマトリョーシカドストエフスキーの国……。

というイメージくらいしか正直なところなかったので私の中ではまあエルミタージュ美術館に行ければいいかなあくらいの期待値でした。忙しくてツアー内容はさほど見ていなかったのですが、なかなか強行軍だったようです。というか自由時間が皆無というのが地味に切なかった。モスクワの地下鉄とか見たかったな~再訪だな~。

 

だってなんといってもロシアの人たちは優しいのです。愛想笑いとかしないけれど、困っているとさらーっと助けてくれるし、英語喋れる若い人は一所懸命喋ろうとしてくれるし、だめなものはだめ!って言ってくれる。親切。

そりゃあまあ、うわって感じの酔っ払いもいるし、おいおい兄ちゃんクラクション激しすぎるだろ、みたいな人もいますし、列?なにそれ?みたいな人もいますが、それはどこでも一緒だしね。


酷暑日本を離れ、寒いロシアを謳歌すべくいざ行かんプーチンの国へ!

 

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【事前準備/持って行ったもの】


申込/ビザ

旅行自体の申込は大体一か月くらい前に。この辺りはツアーなので、旅行会社さんのイントロダクションに従って書類などを準備すればオッケーです。送ったのはパスポートと証明写真だったかな。発行されたビザには顔写真とかなくて、あの証明写真はいったい何のため…?となったのですが。

あ、あとCプラグは必須だよ。



ガイドブック

えるしっているかロシアのガイドブックにことりっぷはない。
ひとえにその軽さから愛用していることりっぷ、ロシアのやつはないんですねー!切ない。あるのは地球の歩き方(ごんぶと)とるるぶ(観光客感丸出し)くらい。
事前に盛り上がる為の小道具+お土産チェックのためにるるぶのを買いました。

 

現地通貨

 ルーブルです。大体1ルーブル=2円くらいで換算しておけばよろしいでしょう。

ツアーなので成田で両替しろってうるさかったので5000円だけ両替しましたが、レートがクソみたいに高くてぐぬぬってなりました。普通にカードばりばり使えるしキャッシュ使うとこなんてほぼほぼなかったっすよ。自販機でさえもカード使えるし。

というわけでお守り代わりに現金持っときたい人以外は、現地で両替するのがよいかと思います。その辺にATMあるのでね。

 

服装

こいつがですね一番の曲者だった。
というのも、モスクワは最高気温25度くらい、サンクトペテルブルクは22度くらいと聞いていたので、気持ちとしては「晴れた日の軽井沢かな?」って感じだったんですよ。
私自身が暑がりということもあって、用意したのは以下通り。
・ノースリーブx2
・半袖x1
・長袖シャツx2
・ちょっと厚手のパーカー
・カーディガン
ユニクロのぺらぺらの防水ウインドブレーカー

曇天のモスクワは、ノースリーブにカーディガンで余裕でした。
けれど雨のサンクトペテルブルクは……!そしてネヴァ河クルーズは、これ普通に革ジャンでいいんじゃない??というくらいの冷え込み。
ガイドさん曰く、ロシアの夏はもっと暑いんですけどね~ということだったので、一概には言えないかもしれませんが、風を防げる分厚いウインドブレーカーにカーディガン+Tシャツもしくは長袖などを着て行く方が寒さ対策にはいいかと思います。
あと夏のロシアはぱらぱらっと雨が降ることが多かったので、傘とか雨よけの格好は不可欠です。ご参考までに。

 

治安

 これは正直あんまり参考になんないかもです。ツアーで行ったので。

一応白夜のシーズンに行ったので夜真っ暗な道を歩くってことはなかったですが、さすがに夜10時近くになると酔っ払いが多発します。ホテルの傍でもふつーにいます。

あと夏は観光客でエルミタージュ宮殿も美術館もごった返すので、スリに注意する必要はあります。大体他の国とおんなじだね。

 

お酒

 10時以降はスーパーでお酒類を売ってくれません。ホテルでは買えるのかな。

いずれにせよ酒盛りの調達は10時までに済ませましょう。ビールはでっかくて美味しいです。まあきっとウォッカの方がメジャー、というか美味しいんだろうけれど、ロシアのビールもそこそこに美味しかったよ。

 

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参考書たち

ロシアの事前勉強はこのように。

 

1) 「サンクト・ペテルブルグ―よみがえった幻想都市」

-行先がサンクトペテルブルクことピーテルだったので、歴史のざっくりとしたお勉強のために。サンクトペテルブルクは沼地に作られた人工都市です。意外と運河。エカテリーナ二世の治世のさらっとしたおさらいにもなりますね。

 

2) 「女帝エカテリーナ

-歴史漫画といったらこの人でしょう!ということで、池田理代子女帝エカテリーナ。エルミタージュという言葉を初めて知ったのはこの漫画からで、そのスケールにどきどきしたのを覚えています。漫画で読むサンクトペテルブルク史。

 

3) 「プーチンの世界」

-私はプーチンさんのビジュアルが結構好きなんですけれども、プラグマティックな考え方も結構好きで、ロシアと言う国に憧れを抱く一因にもなってました。そんな彼の思考、指向性を探る本。ちょっと硬めな本ですが結構面白いよ。

 

4)「 ぬくもり雑貨いっぱいのロシアへ」

-ロシア雑貨の可愛さたるや!手作り感というか、素朴な感じがとてもいいんです。日本育ちのセンスだと、な、なんなのそれは!と思うデザインに出会うことも多いんですが、それと同じくらいクールでパンチのきいたデザインに出会うこともあります。しびれます。アヴァンギャルドです。

 

 

次からは日本出発~モスクワ着までを書こうと思います。がんばります。